＜講演テーマ＞

「自分を信じる」

「自分を信じて、自分を、ちゃんと信用できたら、なんで生まれてきたんだろう、なんてそんなのどうでもよくなる。それより、今　生きてることが、すっごく重要。」これは、45才で旅立った夫が遺していった言葉の一部です。この言葉と共にいる今について。

＜プロフィール＞

1967年　千歳市生まれ。父親が転勤族だったため、転校（小学校を三つ、中学校を三つ、高校を二つ）の多い幼少期を過ごし、日本中あちこちで育つ。

明治大学短期大学部法律科卒業後、ニッカウヰスキー(株)株式会社　本社営業部に9年間勤務。1990年東欧旅行が写真を始めるきっかけ。昼間、会社勤めをしながら、夜間、写真専門学校に二校通う。退社後、薬害による脱ステロイドのため、療養生活に入る。主治医に北海道への転地療養を勧められ、友人のいるニセコへ行き、自然の中での暮らしに衝撃をうける。株式会社リクルートの主催の公募にて、2001年第17回写真『ひとつぼ展』グランプリ受賞。以後フリーとなり、北海道を拠点に作品作りを行う一方、東京にて雑誌、装丁などで活動。2004年　セルフビルドでドームハウス作り。　2005年　東京からニセコに移住した友人と結婚。2011年、夫をガンで失くした後、心身のバランスを崩し、写真から遠ざかり、自分を見つめる旅に入る。臨床心理学を学び、2019年　札幌学院大学大学院臨床心理科学研究科卒業。2020年公認心理師取得。2023年　写真活動再開。現在　札幌市在住