私は、前年度に続き北海道倫理法人会の会長を拝命致しました、坂口典正と申します、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の猛威や、世界情勢が不安定になった影響で、私達の生活は今までに体験した事のないほど、混沌とした状況になりました。そのような状況下でも、役職者そして会員の皆様に於かれましては、倫理運動を力強く推進して頂き、札幌清田倫理法人会が道内18番目の単会として令和4年7月20日に設立致しました、心より感謝と御礼を申し上げます。また、令和5年7月19日には江別市倫理法人会を設立致します。

単会の設立は重要な事業ですが、その下支えとなるは宗教でも、主義でも、学説でもない。実行によって直ちに正しさが証明できる生活の法則(すじみち)である純粋倫理を「学び実践する」事であると考え、令和5年度は「万人幸福の栞の学習会」を全会員様対象で開催する事に致しました。その他にも「経営者モーニングセミナーの充実」「活力朝礼体験イベント」「ZOOM活力朝礼」「活力朝礼コンテスト」「富士高原研修所のセミナー参加促進事業」「経営者セミナー」「青年交流イベント」「会員オリエンテーション」「賀詞交歓会」等、様々な事業を展開して参ります。詳細につきましては書面をはじめ、公式ホームページ・Facebook・インスタグラム等で改めてご案内申し上げますので、奮ってご参加を頂けましたら幸いです。

北海道倫理法人会のスローガンは令和5年度も、「今こそ、大切な方に純粋倫理をお伝えしよう！」とさせて頂きました。厳しい経営状況が続く今だからこそ、目の前に起こる「苦難」の本質が「人をより善くし、より向上させるために起こっている」と捉えて、どうのように対応していくかが逆境を乗り越える鍵だと考えます。倫理法人会憲章にありますように、「実行によって直ちに正しさが証明できる純粋倫理を基底に、経営者の自己革新をはかり、心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ、共尊共生の精神に則った健全な繁栄を実現し、地域社会の発展と美しい世界づくりに貢献する」事が、事業の発展と社員の皆さん、そして家族の幸せに繋がる事と確信しております。

先の見えない現代社会、企業経営や人間関係と様々な事で悩んでいる方が多くいらっしゃいます、「人生の羅針盤である純粋倫理」を隣人にお伝えてして、共に幸福な人生を送って参りましょう。

令和5年度も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

令和4年9月1日

北海道倫理法人会 会長　坂口　典正