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第5回 鈴木 宏一郎氏 - 北海道の楽しみ方 〜道内各地の素敵な "人" とふれあう旅を〜 -
【2008/12/4 UpDate】
第5回 札幌白石倫理法人会モーニングセミナーは、

株式会社 北海道宝島旅行社 代表取締役
                        鈴木 宏一郎氏

をお招きし、「北海道の楽しみ方」をテーマに、北海道を
愛してやまない氏の、北海道の観光産業発展を目指す
考えをお聞かせいただきました。


■(株) 北海道宝島旅行社 代表取締役 鈴木 宏一郎 氏
                         テーマ「北海道の楽しみ方 〜道内各地の素敵な "人" とふれあう旅を〜」

  鈴木氏は、北海道とはほぼ反対の場所に位置する九州の福岡県生まれ。大学生時代にツーリングで訪れた北海道
 に魅せられ、その後東京で ――― ホットペッパー、じゃらんなどで有名な ――― リクルート社に勤めますが、ビルに
 囲まれた東京よりも大自然に囲まれた北海道へ行きたい、との思いから辞表を提出。しかし会社は辞表を受け取らず、
 代わりに北海道への転勤を命じました。その後9年間、北海道支社で活躍されついには独立、北海道宝島旅行社の
 設立に至りました。
  北海道は農業、漁業、畜産業、そして観光業が経済の主軸を形成していますが、昔から「景色一流、施設二流、
 サービス三流」といわれるようにその実態はあまり芳しくありません。先日お越しいただいた、※北海道経済産業局の
 中野健氏の言葉にあるように移動時間がネックとなり結局、札幌など都市圏に観光客は集中し、多くの人々が本当の
 北海道の自然を見ることもなく去ってしまうのが現状です。頼みの綱であった国外観光客も昨今の円高におされて
 減少しはじめ、破綻が記憶に新しい夕張市のように、限界を迎えようとする集落が増えつつあります。北海道の魅力を
 知っている鈴木氏にとっては、非常に歯がゆい状態にあるといえます。
 先に移動時間の問題について述べましたが、氏はこれを打開する策として「狭域滞在型観光」、「体験型観光」という
 ものを提案しています。地形的にも気候的にも北欧のそれと近いものを持つ北海道では、自然を活かしたアトラクション
 が楽しめます。乗馬、カヌー、熱気球、パラグライダー、農業体験、牧場体験など枚挙に暇がありません。なればこそ、
 広域に点在する観光地よりも、道内各地で楽しめる様々な自然体験をウリにするという考えです。また、一地域での
 滞在時間が増えればそれだけ地元の人々との交流もしやすくなり、北海道にはこれがあるからまた来よう、という気持
 ちに加えて、こういう人がいるからまた来ようという思いを喚起することにより満足度を高められるようになるわけです。
 
 ※中野健氏の講話レポート:http:// www.hokkaido-rinri.jp/ sapporo-shiroishi/ news/ 70_index_msg.html


  道内の観光産業を支えるのは道民自身であるとは以前書きましたが、氏は、同じ観光立県である沖縄県を引き合い
 に同じことを語っていました。北海道は成り立ちによる道民の気質がどうだとか、沖縄は琉球民族としての意識の一致
 がどうだとか様々な意見はありますが、両者の決定的な違いは危機感の差にあるように感じられます。なまじ観光業
 以外にも産業があるためかも知れませんが、私たちはもう少し、自分たちの置かれている現状を認識する必要がある
 のではないかと感じました。


北海道体験.com
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北海道宝島旅行社ブログ
http:// blog.h-takarajima.com/


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